「死ぬ準備」ってどんな本?

この本は末期がん患者たちが世へ未練を残さずに死ぬ準備をするため
どれだけ医療が手伝えるか?医師がどこまで介入するべきなのか?
一人の医師が「治す医療」でなく自分の理想の
「未練を断ち切り、死ぬ準備をするお手伝い」のために作った
ホスピス病院を舞台に根岸さんが末期がん患者本人、
患者を取り巻く家族、知人、恋人へ本当の気持ちをインタビューをします


どうやって病気を受け入れて、残りの人生を過ごしていくのか?
取り巻く周りの家族・恋人などの思い
インタビューを重ねていくと理想のホスピスの医師との
思いや考えの違いに根岸さんは疑問を抱きます


本当に本人が望んでる医療があるのか?ホスピス医療と医師はどうあるべきか?


自分も根岸さんと一緒にがん患者さんたちのインタビューを
聞いているかのような気持ちになる本です


次回は自分でこの本を読んだ感想と
本当の意味での死ぬ準備について
自分なりの思いをここに書いてみたいと思います


あなたは「死ぬ準備」できてますか?
本当に未練の残らない死ぬ形はあるのでしょうか・・・?


言葉をひとつ本から記しておきます
「二度と通らぬ今日というこの道、あざ笑いされて、そこで反省するのだよ、
叱られてそこで賢くなるのだよ、叩かれて、そこで強くなるのだよ。
一輪の花でさえ、風雨をしのいでこそ、美しく咲くのだ。
侮辱されても笑って受け流せ、踏み倒されても歯を食いしばって忍べ、
苦しいだろう、しかし、キミ、この道は尊いと言われた人たちが、
必ず一度は通った道なのだ」